どうも津々巳です。

いつも平和なTwitterをやってるのに
自分と全然関係ないツイで久々にプチバズり(?)してしまい困惑しております。
漫画家たるもの、自分のマンガでバズりたいものですね。

そんなわけで久々のブログです。
10年前の単行本化しなかった作品が無事出る事になりました!
2/21発売です。
(画像クリックでamazonに飛びます)
HWTRkun01_syoei02_obi2
あとがきでもこの本のいきさつは書きましたが
2ページ程度では何も書ききれなかったのでブログでも書こうかなと。

こちらのマンガ、2012年1月から、芳文社のまんがタイムジャンボ(今は無き)にて
2年間連載させて頂いていた4コマです。
1巻表紙もこんなでした↓
otome_cover_300
売り上げ的な理由で2巻が出ませんでした。

そもそもこの作品は当時、「3話掲載してみて、人気なかったら連載化しません」
という話で書き始めた作品でした。
4コマ誌が初めてだった私。正直連載化されるような設定ではありませんでした。
「地球防衛部」VS地底人ラブコメだったんで…。
描いてる私も意味が分かりません。
なので連載化決まった時に「絶対アンケ取ってるわけないのに!?」と担当氏に詰め寄った記憶があります(笑)<実際、連載当初はアンケ悪かったようです

業界的な話をすると、ある程度作家歴があると、1作目って連載になりやすいです。
「俺(編集部)は面白さ分かんないけど、何が受けるかわからないし」という考えかと思います。
しかしこれは流石に無理だろと思い、担当氏を急遽呼び出して
「設定を無理やりにでも軌道修正しないと絶対単行本売れません」
という話し合いをしました。

結果、4話(本連載)からは女子力の方に寄せていき、地球防衛部は無かったことにし
ラブコメの要素を強くしていきました。
日渡くん(良介)の彼女を作ろうとする回(10話?)でアンケがグッとあがりました
日渡くん_08-4
日渡くん_08-5
その後タマキが出てきてからはラブコメとして自分でも楽しく描けて、
アンケートはずっと調子よかった記憶です。
日渡くん_12-4_0
日渡くん_12-4
で、まぁ1巻までは出る流れだったけど2巻は出ないというよくある話です。
1巻買って下さった方が結末を読めない、というのはいかがなものかというのもありますが
何よりこの作品、2巻分の方が面白いと自分は感じているので余計に悔しかったんですね。

契約云々の話も合って、10年経ってようやくKADOKAWAという器の広い出版社にて
再掲載&全話単行本収録という事が叶ったのですが
そこで問題だったのが前述した1~3話問題(地球防衛部)。
そして全話読み返した時のあまりにも説明不足な設定。(笑)
こらあかんわ、ということで1~3話は全て描き直しました。
途中に入る番外編も修正&増ページをして、大分その辺は改善されたかと思います。

また、本当は初期の何本かはお蔵入りにしたかったんですが
そこはカドカワ担当氏に「当時の読者さんのためにもなるべく全て収録したい」
という読者の鏡みたいな事を言われたのでグッとこらえました。
その他ちょいちょい直した部分はありますが、
後半はほとんどそのままです。

えー、今プレビューを見ようとしてうっかり投稿してしまって
何を書こうとしたか頭が真っ白になりました(笑)


ともかくそういう10年前の作品ですが
KADOKAWAの寛大な懐のおかげで2,3月と連続刊行してもらえることとなりました。
単行本表紙、タイトル共に満足いく1冊です。
部数も思ってたよりも多くて担当氏すら驚いていたのでマジであの、
できれば買って下さい…。
KADOKAWA、漫画部門全体的には好調らしいのでなんか数字マヒってるのかもしれません。私は有難いんですが。

また近々、特典の付く書店さんなども紹介しますね。
いつものゲーマーズ、メロンブックス、COMIC ZINさんです。
連載中の掲載サイトはこちら↓
ではでは。
津々巳あや